銅の如雨露

2017.08.05 Saturday

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    東京、上野不忍池、大輪の蓮

     

    夏の大粒の雨露が残る蓮の葉、圧巻の蓮池の広さ。

     

     

     

     

     

     

    美しい屋根の勾配の寺院ー上野公園

     

    東京都心の真っ只中、太陽を待ち浴びた蝉が、大きな声で合唱しています。

     

     

     

     

     

     

     

    羽田空港の日本伝統工芸コーナーに、光っていた銅の如雨露

     

     

    今年4月のミラノサローネでは、インテリアの装飾に大変目立っていた銅色。

     

    キッチンハウスのスタイリングにも活用したいと、墨田区の工房を訪問

     

     

     

     

     

     

    美しい如雨露を作るー根岸産業は、1944年4月、神社仏閣の屋根職人であった

     

    初代が、トタンで、園芸金物を作り始め、先代が銅、真鍮、ステンレスと

     

    範疇を広げ、今は三代目が、エンジニアから転職して、継いでおられました。

     

     

     

     

    実際に水を入れて、注いでくださいましたが、水滴が繊細で、

     

    盆栽や、大切な植木には、手作りの如雨露は、違いが出ています。

     

    日本の若者の怠惰さが噂される昨今ですが、汗水流して家業を継いでおられる

     

    ひたむきな姿勢に、私まで背筋が伸びた気がしました。

     

     

     

     

     

     

     

     

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