メゾンドオブジェ III

2011.02.06 Sunday

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    メゾンドオブジェの展示会に家具が展示されるようになり、とてもブースが広がりました。



    去年はまず、屋外の家具が中心でしたが、今年は、立派な家具展です。



    ミラノサローネの展示会を30年あまり見続けて来た者としては、そのデザインの傾向の違いを

    感じます。







    ミラノサローネはどうしても家具の産地として、デザイナーの傾向が強く、、、、、



    どうしても、コンテンポラリーかクラッシックの区分がはっきりしている、、、、、



    それに人気があるのは、デザイン嗜好の強い現代家具。。。。



    でもパリの展示会では、もっと気を抜いて、本当にリラックするインテリア?



    オーセンティックな南フランス風というか、、、、、、







    家具単体の展示より、インテリアとしての見せ方が多かったです。。。。



    インテリアにファブリックが多く登場して、暖かなイメージを演出しています。



    ファブリックメーカーも沢山出ていましたが、やはりドイツのファブリック展とはまた違った

    展示方法です。



    この後ドイツのケルンの家具展が今年、’リビング イン キッチン’だったので、

    パリから一番早い特急に乗って、日帰りして来ました、又ご報告しま〜す。








    最近益々大きくなる’ FENDI CASA'



    ファッションメーカーのインテリアの進出のなかでは、一番の成功例でしょう。



    パリのジョルジュ Vの目抜き通りに、大きなショールームをオープンしたのが2年前。



    ミラノ、ロンドン、、、、、、と増えています。



    日本ではちょっとサイズが大きすぎて、嗜好的的にもちょっと難しそうですが、、、、、








    以前もブログでご紹介している会社ですが、イタリアのアドリア海側にあって、、、、



    最初はフィアットの車の椅子を作っていたのですが、働けど働けど、、、、、と世界で、


    将来を思いめぐらせていた時に、FENDIのファミリーの一人のオーナーと出会い、


    FENNDIのファブリックを使いながら、家具を製作するようになったようです。


    もう20年も前の事、ファッションとインテリアの結合する早い時期ですね。



    それからのアルベルト社長の働きは尋常ではなく、ファブリック探しから


    インテリアの傾向の勉強。。。。。時々お目にかかるたびに洗練されて行くのが見えてびっくりでした。



    そうして、今では押しも押されぬ大会社!




    ターゲットをしっかり、中国、ロシア、インディアとセグメントしているので、

    やはりバイヤーも全て上記の国の人が多い様子です。



    はっきりとターゲットが決まっているのは、インテリアの嗜好に迷いがなくてすっきり。



    モダンデザインに凝り固まっていた私としては随分長くこの傾向は遠ざかっていたのですが、、、、



    座り心地を一番中心にして、ブランド力をフルに使いながらお金持ちの購買意欲をそそる。



    アドリア海のフォーリーには250名の社員が毎日夢に向って働いておられる様子!!



    展示会の情報を続けます。。。。。。












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